祭礼
永代々神楽(えいだいだいかぐら)
【市指定無形民俗文化財】
大関増清が余瀬に白旗城を築いた際、地鎮として舞わせたものといわれる。
▶毎年3月第2日曜日に奉納
神輿渡御(みこしとぎょ)
▶毎年敬老の日
(9月第3月曜日)に行われる例大祭において奉納
獅子舞(ししまい)
【市指定無形民俗文化財】
屋島の戦いで戦功をあげた那須与一宗隆が、京都より伶人を呼び祭祀を始めたといわれる。
▶毎年敬老の日
(9月第3月曜日)に行われる例大祭において奉納
流鏑馬(やぶさめ)
参道を疾走する馬の上から武者姿の射手が矢を的に射る。
▶毎年敬老の日
(9月第3月曜日)に行われる例大祭において奉納
那須神社で秋の例大祭 2023 下野新聞
下野新聞チャンネルより 2023-09-18
弓の名手、那須与一にゆかりが深い栃木県大田原市南金丸の那須神社で秋の例大祭が行われ、与一にちなんだ流鏑馬が奉納された。
午前中は拝殿で神事が執り行われ、世話人や地域住民ら約30人が参加した。厳かな雰囲気の中、神楽の奉納や玉串奉奠などが行われた。
午後から行われた流鏑馬では、大勢の見物客が見守る中、参道を武者姿の射手が馬で駆け抜け弓を放った。見事に的中すると、御利益があるとされる割れた的に見立てた木片を手に入れようと、人だかりができていた。
勇壮な与一太鼓の演奏や、笛とササラのお囃子に乗って3頭の獅子が舞い踊る市指定無形民俗文化財の那須神社獅子舞も奉納された。
永代々神楽・獅子舞
保存会会長 成沢 清吉さん
永代々神楽・獅子舞など、那須神社にまつわる伝統芸能との出会いは18歳の頃でした。当時の練習では、仕草や足の運び、また笛や太鼓の叩き方など、先輩の手ほどきを受けながら覚えてきました。
現在、保存会では那須地区郷土芸能フェスティバルへの参加や、金丸小学校郷土芸能クラブの児童に神楽舞の指導などを行っています。
地元の子どもたちが神楽舞に関心を持ってくれて、大変嬉しく思っています。今後も子どもたちに教え続け、その子どもたちがいつか若き後継者になり、伝統を継いで欲しいと思っています。